2021.3月号vol.47

細菌の住処「歯石」

治療や定期検診で歯科医院に通院されている中で、「歯石(しせき)」という言葉を耳にすることがあると思います。

歯石と聞くと、お口の健康にとって悪いモノというイメージはあっても、実際にどのような問題があるのかご存知ない方もいらっしゃると思います。

歯石は、磨き残しなどが原因となって発生する「細菌の塊(プラーク)」が、そのまま放置されることで、だ液に含まれるリン酸カルシウムと反応し、硬い石のような状態(石灰化)になったものです。

歯石そのものが悪さをすることはありませんが、歯石の表面は軽石のようにザラザラでデコボコしており、口腔健康に悪影響を与える細菌にとっては絶好の環境となります。

細菌の住処となる歯石があると、細菌も増殖し、歯周病や口臭を引き起こす大きな要因になります。

歯石は、歯磨きで除去することは困難なため、定期的に歯科医院でお口のクリーニングを受診し、専用の器具などを使って取り除くことが、お口の健康を守ることにも繋がります。

また、歯石ができないためにも、毎日の歯磨きや歯科定期検診で、いつも衛生的な環境を維持していくことも大切です。

2021.3月号vol.47

この先の健康を守るための口腔トレーニング

歳を重ねると全身の病気や歯を失うなどの要因によって、感覚、咀嚼(そしゃく)、嚥下(えんげ)、だ液分泌などの口腔機能が低下してしまう方がいらっしゃいます。

10年前、20年前に比べて、下表の項目に心当たりはないでしょうか?このような状態のままでいると、食べ物を噛むことや飲み込むことが困難になる「咀嚼(そしゃく)機能不全」「摂食嚥下(せっしょくえんげ)障害」に進行してしまう場合もあり、その前の段階を「口腔機能低下症」といいます。

10年前に比べると体力が落ちていることに気づくのと同じように、口の周りの機能も少しずつ低下していくため、ある日突然「口腔機能低下症」になるということはありません。

口腔機能低下症の予防のためにも、お口の周りの表情筋などを含めた筋肉トレーニングや、摂食嚥下機能を維持改善する口腔機能トレーニングが大切になります。

口腔機能低下症については、当院スタッフまでお気軽にお尋ね下さい。

2021.3月号vol.47

大切なマスク習慣でも呼吸に気をつけて

皆さま、体調にお変わりないでしょうか?

昨年より、日本を含め世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスに罹患された方や感染拡大によって、生活に影響を受けられている皆様に心よりお見舞い申し上げます。

新型コロナウイルスによって、大きく変わった習慣の一つがマスクの着用ではないでしょうか。

感染予防対策として有効なマスクですが、息苦しさから口呼吸になってしまう方が増加傾向にあります。

口呼吸になると、お口の中が乾燥することで、殺菌効果の高いだ液が不足してしまい「むし歯」「歯周病」「口臭」の原因になる場合があります。

最近になって、歯ぐきが腫れてきたり、歯の着色が目立つようになったという方は注意が必要なため、鼻で呼吸することを意識することが大切になります。

2021.2月号vol.46

4月より診療時間変更のお知らせ

当院は、4月より診療時間を変更させて頂くことになりました。

4月からの新しい診療時間では、平日の診療終了時間を午後7時から午後6時に変更とさせて頂きます。

また、第1・第3火曜は午後4時まで、土曜はすべて午後6時までの診療となります。

来院されている皆様にはご不便をおかけしますが、これまで以上に質の高い歯科医療をお届けできるよう取り組んで参りますので、何卒ご理解ご了承のほど宜しくお願い致します。

2021.2月号vol.46

スポーツ歯科学会

昨年の12月5日(土)は、広島県で開催された「日本スポーツ歯科医学会」に参加しました。

学会では、スポーツをするうえでのマウスガードの必要性を学ぶほか、北海道出身の陸上「寺田明日香」選手の講演もありました。

スポーツマウスガードの使用率は広がりを見せており、近年では陸上競技のほか、サッカーやバスケットボール、スキーでの使用も多くなってきています。

スポーツマウスガードの役割は、プレー中の事故や衝撃から歯を守るだけでなく、強い衝撃から脳や顎(あご)を保護し、脳震とうや顎の骨折、顎関節の損傷のリスクを軽減することが出来ます。

スポーツマウスガードを使用することで、パフォーマンスが向上するという話もありますが、選手が持つ運動能力が上がるということはありません。

簡易的なスポーツマウスガードが販売されてることもありますが、自分自身の歯型に合ったものでなければ効果が出ないため、スポーツマウスガードの使用する場合は、歯科医院で製作されることをお勧めします。

2021.2月号vol.46

むし歯・歯周病の原因「プラーク」

プラークは、歯垢(しこう)とも呼ばれますが、お口の健康にどのような影響を与えるかご存知でしょうか?

プラークは、歯の表面に付着している細菌のかたまりで、強い粘着性があるため、うがいで取れることはなく、舌で触るとザラザラした感触があります。

このプラーク1mg当たりには、細菌が約1~2億個も存在していると言われています。

プラークには、酸が含まれているため、歯に付着したまま放置していると歯を溶かし、むし歯になってしまうほか、歯周病の原因にもなります。

プラークを取り除くためには、毎日しっかり歯を磨くことや、フロスや歯間ブラシで歯と歯の隙間の清掃などのセルフケアが大切です。歯と歯や歯と歯ぐきの隙間、奥歯などセルフケアでプラークを取り除くことが難しい部分もあるため、定期的に歯科医院でお口のクリーニングを受けることが、むし歯や歯周病予防に繋がります。

2021.1月号vol.45

新年のご挨拶

皆さま、新年明けましておめでとうございます。

今年は、これまでのお正月とは少し違った過ごし方をされた方も多かったと思いますが、皆様どのように過ごされましたでしょうか?

今年で当院は、開院して5年目を迎えます。

改めて気持ちを引き締め、患者様はじめ、地域の皆様や共に働くスタッフへの感謝の気持ちを忘れず、基本を大切にしっかり歩んでいきたいと思います。

様々な変化がある時代ではありますが、患者様の健康に向き合い、生活に寄り添うために、質の高い歯科治療を届けていくという気持ちは変えることなく成長していきたいと思います。

2021年も皆様に安心を届けることのできる歯科医院を目指し、当院も様々なことに挑戦していきたいと思います。

本年も「あきやま歯科クリニック」をどうぞ宜しくお願い致します。

2021.1月号vol.45

子ども達の健やかな発育のために

昨年の11月は、名古屋で開催された「小児口腔機能セミナー」に、スタッフとともに参加しました。

セミナーでは、ここ数年の歯科医療で注目されている「口腔機能発達不全症」について学ぶことが出来ました。

「口腔機能発達不全症」とは、口腔機能の「食べる」「話す」「呼吸する」という運動が発育の遅れから正常に機能していない状態のことを言います。

近年では、ご飯を奥歯でしっかり噛んで食べることができない、お口がポカンとあいていることが多い、鼻ではなく口で呼吸しているなどの子どもが増加傾向にあります。

口腔機能発達不全症の要因の一つに、食事の変化があげられます。

昔のように噛み応えのある食事は減り、口の大きさに合わせた一くちサイズの食べ物が中心になることで、顎の運動が減ってしまい口腔機能の発育の機会が失われています。

「しっかり噛めない」「呼吸がしづらい」などは、お子様自身が自覚して訴えることは難しいため、当院では問診などにより、早期発見に取り組んだ診療を行なっていきます。

2021.1月号vol.45

未来を支える歯科衛生士実習生

昨年の11月の3週間に渡り、現在歯科衛生士学校に通っている学生2名が実習のため当院に通っていました。

歯科衛生士学校では、3年間のカリキュラムの中で歯科衛生士として必要な知識や技術を学び、国家資格である歯科衛生士資格を取得するためには、実際の歯科医院で一定日数の研修を受けることや国家試験に合格することが条件となっています。

歯科医院は、歯科医師よりも歯科衛生士が主役になる場面が多くあり、現在は80歳で20本以上の自分の歯を維持する方が6割いることも歯科衛生士の大きな功績の一つと思います。

今後は、これまで以上に予防という医療分野が大切になるため、歯を守るためだけではなく、認知症や脳梗塞、糖尿病など多くの全身疾患にも繋がる歯周病予防のプロフェッショナルである歯科衛生士の活躍が期待されています。

今後も歯科医療の将来を担う歯科衛生士の育成にも貢献していきます。そして、実習に快く協力して下さった患者様には深く御礼申し上げます。

2020.12月号vol.44

2020年最後の梅の木通信

2020年最後の「梅の木通信」となりました。

2017年春の開院当初から毎月発刊で始めた「梅の木通信」も今号でvol.44を迎えることが出来ました。

今年は、新型コロナウイルスによって、私たちの生活に大きな変化が生まれました。

改めて、新型コロナウイルスに罹患された皆さまと感染拡大によりお仕事や私生活に多大な影響を受けられている皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

私たち歯科医療従事者にとっても、新型コロナウイルスの影響は大きく、来院患者様の制限やこれまで以上の感染予防対策をしての診療など、新たな挑戦の一年となりました。

現在まで、全国の歯科医院で診療を通した感染者は一人も出ていないことは、大きな自信にも繋がっています。

多くの学会や臨床セミナーが中止となるなか、オンラインセミナーという新しい形式も広がったように、困難な状況だからこそ生まれるものもあるという発見もありました。

来年は、皆様の健康と、安心と安全が守られる生活になることを願います。

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