2022.8月号vol.64

むし歯治療は銀歯?それともセラミック?

多くの方が、これまで一度はむし歯治療の経験があると思います。

過去のむし歯治療では、どのような治療を受けたでしょうか?

むし歯治療を受けた歯には、プラスチック素材の詰め物や、銀歯やセラミックの被せ物がついています。

プラスチック素材の被せ物は、小さなむし歯治療で使う素材で、白く目立ちにくいのが特徴ですが、材料が安定せず大きなむし歯治療では推奨されません。

大きなむし歯治療の場合は、保険適用の銀歯か保険適用外のセラミック素材での被せ物になります。

銀歯そのものは壊れにくく高い強度がありますが、その高い強度のせいで噛み合わせの力がそのまま歯の根まで伝わることで、歯が割れてしまう場合があります。

セラミック素材は、本来の歯と同程度の強度と、自然な歯を再現できる美しさがあります。

では、銀歯とセラミックでは、治療後の歯にどのような影響があるのでしょう?

右ページで詳しくお伝えしますので、今後の治療法の選択に参考にしていただければと思います。

2022.8月号vol.64

再発リスクを抑えるむし歯治療

銀歯のむし歯治療を受けた場合、その耐用年数は平均5~7年という調査結果がありますが、これは耐用年数を過ぎると銀歯が割れるなど壊れてしまう訳ではありません。

歯と全く異なる素材の銀歯(金属)を装着するため、治療後5~7年以内には歯と銀歯に隙間が生じ、その隙間から細菌が侵入することで、再治療が必要になることが耐用年数とされています。

セラミック素材は、最も歯に近い素材であり、特殊な接着システムも可能になることから、耐用年数は15~18年というデータがあります。

*シロナデンタルシステムズ臨床研究データより抜粋

むし歯治療は、むし歯菌によって歯の腐ってしまった部分を削り取るため、治療のたびに歯は小さくなってしまいます。

また、5年ほど経過した銀歯を外すとほとんどの場合、銀歯の下は大きなむし歯になっており、再治療をしても最初の治療のときよりも早くむし歯が再発するため、歯の寿命が短くなる可能性があります。

全てのケースでセラミックが最善とは限りませんが、むし

2022.8月号vol.64

夏休みにむし歯をつくらないために

夏休み中は、外出が多くなったり、日が落ちるのも遅いため、生活習慣が乱れがちになる子ども達も多いと聞きます。

生活のバランスが崩れ、食習慣が乱れることはお口の健康にも影響する場合があることをご存知でしょうか?

通常、お口の中は「中性」で、むし歯リスクは低い環境になっていますが、食べ物を口の中に入れると「酸性」になり、むし歯リスクが高い状態になります。

むし歯を予防するためには、食事と食事の間隔をしっかりとることで、お口の中を中性に戻すことが大切です。

継続的に間食し、常にお口の中が酸性の状態が続いてしまうとむし歯リスクが高くなり、間食がお菓子など糖分の多いものであれば、さらにむし歯リスクが上がってしまいます。

熱中症対策で多いスポーツドリンクなど糖分が多く含まれている清涼飲料水は特に注意が必要です。

健康に夏休みを過ごすためにも、食事やおやつの時間をしっかり決め、規則正しい食生活を送ることが、むし歯予防につながります。

2022.7月号vol.63

正しく噛んで認知症予防

皆さんご存知のように、お口は食事や会話をするうえで大切な役割を持っていますが、お口の健康と全身の健康にも深い関わりがあります。

お口の健康と全身の健康の関わりの一つに認知症があります。

しっかり噛んで食事をすることはできているでしょうか?

近年の研究では、しっかり噛んで食べるという行動が、脳への良い刺激となることで、認知症の予防に繋がる可能性があると言われています。

アルツハイマー型認知症の原因の一つとされているアミロイドβは、よく噛めない状態でいると増加するという研究結果も出ています。

ただ単純に噛んで食べることや一部の歯で噛むだけではなく、正しい噛み合わせでしっかり奥歯で噛むことが大切になります。

一部の歯が失われたままだったり、歯周病の進行によって歯ぐきが弱くなりしっかり噛めない状態では、しっかり正しく噛める状態の人と比べると、認知症リスクが高くなります。

むし歯や歯周病からお口の健康を守るだけでなく、噛むという機能を維持していくことも大切です。

2022.7月号vol.63

子どものためにも大切な家族の健康

お子様のお口の健康を守っていくためには、お父さんお母さんなど一緒に暮らす家族の口腔健康も大切です。

特に、生活の中で子どもと長い時間を過ごすことが多いお母さんの口腔の健康状態は、お子様の口腔健康への影響も大きくなります。

親御さんから「お子様と大人でお箸やコップの共有は避けた方が良いか?」という質問を多くいただきます。

お子様と同居している大人の口腔内に、むし歯菌や歯周病菌などの悪い細菌が多い場合は、子どもにその細菌が感染する可能性も高くなるため、お箸やコップは使い回さない方が良いでしょう。

しかし、日常生活では、どんなに気をつけても限界があり、スキンシップやコミュニケーションの大切さを考えると、あまり神経質になり過ぎるのも問題と思います。

最も大切なのは、家族全員の口腔健康を良い状態にし、口腔内を衛生的な環境に保つことです。

細菌の感染経路になるお箸やコップの使い回しに注意するよりも、細菌の感染源である家族の口腔環境を改善することが大切です。

2022.6月号vol.62

マイクロスコープ導入

先日、当院にマイクロスコープを導入しました。

マイクロスコープは、最大20倍まで拡大した視野で患部を診ながら治療を行うことができ、より高精度な治療が可能になります。

マイクロスコープは、現在の医療分野では、脳神経外科や眼科など多くの科で導入されていますが、歯科ではまだまだ普及率が低く、全国でわずかな歯科医院にしか導入されていません。

マイクロスコープでの治療は、モニターに映し出すことができるほか、撮影した画像や動画は、患者様への治療説明資料としても活用することができます。

マイクロスコープを使用する代表的な治療に「歯の根の治療」があります。

歯の根には、神経が通っているため、歯の根の治療は、治療する歯の寿命にも影響する重要な治療分野の一つです。

むし歯になると、むし歯菌は少しずつ歯の内部中心にある神経に向かって進行していき、神経がむし歯菌に感染してしまった場合の治療が「歯の根の治療(歯内療法)」になります。

2022.6月号vol.62

正確な治療と精密な診断

「歯の根(神経)」と聞くと、皆さんはどのような形をイメージするでしょうか?

歯の中を1本の線が通るようなイメージを持たれる方もいらっしゃるかと思いますが、実際の歯の根(神経)の形は、個人差があり、とても細く複雑な場合もあります。

大切な歯の根(神経)の治療精度を上げるためにも、マイクロスコープを使用した正確な治療と、歯科用CTでの精密な診断も必要に応じて行います。

歯科用CTは、歯の根の形や数など詳細な情報を立体的に確認することができるため、より精密な診断が可能になり、正確な治療だけでなく治療期間の短縮にも繋げることができます。

大切なその1本の歯を守るため、質の高い治療を目指していきます。

2022.6月号vol.62

プラークから歯を守るセラミック治療

お口の中のプラークを減らすことが、むし歯や歯周病予防につながります。

むし歯や歯周病の原因となるプラークを減らすために有効な手段が、毎日の歯ブラシやフロス・歯間ブラシと、歯科医院でのお口の定期メンテナンスです。

そして、プラークが付着しにくい治療を選択することが、治療後の歯を守ることにつながります。

大きなむし歯になった場合の治療には、主に銀歯かセラミックの2種類の治療方法があります。

銀歯に比べて、セラミックはプラークが付着しにくいという性質があるため、長期に渡って歯を守ることができます。

当院では、先端歯科医療のセレックを導入することで、高品質で高精度なセラミック治療にも取り組んでいます。

治療後の歯を守ることに繋がるセラミック治療については、当院スタッフまでお気軽にお尋ねください。

2022.5月号vol.61

開院5周年 感謝の気持ち

当院は、先月4月3日に開院5周年を迎えました。

開院からこれまで、約3,000人もの患者様に出会えたことや、オープニング常勤スタッフ4名のうち1名は結婚退職しましたが、そのほかのスタッフは現在も勤務してくれていることには感謝しかありません。

また、これまで支えてくれた地域の皆様はじめ、関係業者様には心からお礼申し上げます。

あきやま歯科クリニックは、開院当初より「安心を伝え、安心を届け、安心を守る」というコンセプトを掲げ、健康につながる質の高い歯科治療と、健康を守り続けるヘルスケア型診療で地域医療にスタッフ一同励んできました。

患者様にとって最善の歯科医療を届けていくためには、歯科医師だけでなく、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手、受付など患者様に関わる全員でつくりあげるチーム医療が大切と考え取り組み、無事に5周年を迎えることができました。

これからも、患者様の健康を支え、生活の安心につながる診療を届けていきますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。 

2022.5月号vol.61

明石市立高丘中学校の学校医になりました

この度、あきやま歯科クリニックは、明石市立高丘中学校の学校医に任命をいただきました。

学校医の主な活動には、学校歯科健診があります。

学校に歯科医師が来て、お口の中を順番に検査してもらった経験があるかと思います。

学校検診の歴史は、大正時代から始まっており、この頃に地元の歯科医師と連携して行う学校が出てきました。

昭和になるとこのような活動は活発になり、戦後ますます広がりました。

現在は、各自治体に主体が移り、独自の取り組みで学校健診が行われています。

子どもたちのお口の問題を早期に発見し、解決するきっかけとなる学校検診ですが、日頃からお口の状態を確認してもらえる「かかりつけの歯科医院」をみつけることが理想的です。

定期的に歯科医院でお口の健診や歯磨き指導を受けることが、お子様の将来にわたっての健康な歯を守ることにつながります。

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