2020.9月号vol.41

正しい食習慣で糖尿病予防

糖尿病または糖尿病の予備軍とされている日本人は、2,000万人以上と言われており、2000年前後の10年間で約1.5倍と上昇を続けています。

糖尿病になると、血糖値を体の力で下げることが難しくなります。

血糖値を下げるインスリンはすい臓で作られますが、すい臓への大きな負担が長期的に続くことで、インスリンを産生する機能が失われていきます。

一度失われたすい臓の機能が戻ることはないため、糖尿病予防を意識した生活が大切になります。

糖尿病を予防するためには、規則正しい生活と適度な運動習慣、正しい食習慣を心がけましょう。

糖尿病予防のための食習慣というと、糖分摂取を控えるという印象を持たれる方も多くいますが、すい臓に負担をかけにくい食事も大切です。

日本人のすい臓は欧米人に比べ弱く、肉類や乳製品は大きな負担となってしまいます。

お菓子やジュースなど余分な糖分はできるだけ減らし、間食や夜食を控えてすい臓を休ませることも大切です。

野菜や魚を中心とした腹八分目の日本人らしい食習慣が、糖尿病予防に繋がります。

2020.9月号vol.41

口腔ケアと糖尿病

お口の健康と全身の健康には深い関係性があります。

歯周病が全身疾患に影響する場合もあり、糖尿病の合併症の一つに歯周病があげられています。

成人の糖尿病で多い2型糖尿病は、体内でインスリンの働きが不十分になり、免疫システムの低下が起こります。

免疫力の低下によって、糖尿病患者はインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。

また、お口の中も同様に免疫力が低下することで、糖尿病患者は歯周病に2倍以上かかりやすくなり、歯周病の進行も早くなります。

そのほかにも、重度の歯周病の場合、血糖のコントールが悪くなるなど、歯周病と糖尿病には大きな関係があります。

歯周病の改善により、血糖のコントロールが改善する場合も多いことから、糖尿病を患っている方にとって口腔ケアは重要になります。糖尿病は、40歳代から急速に増えますが、早い時期からの歯周病予防が発症リスク軽減につながります。

2020.9月号vol.41

安全と健康を祈る地蔵盆

8月23日(日)は、私の父が院長を務める【秋山小児・矯正歯科医院】前で毎年恒例の『地蔵盆』を執り行いました。

新型コロナウイルスの感染予防ということから開催を悩むこともありましたが、こんなときだからこそ生活に寄り添い、安全と健康を祈願する『地蔵盆』の開催を決断しました。

今年は、新型コロナウイルスの影響で私たちの暮らし方も変わり、大きな影響を受けられている方も大勢いらっしゃると思います。改めて健康という価値を見つめ直す方も多いのではないでしょうか?

地蔵盆は、今年で49回目を迎えることができました。

私の祖父が地域の交通安全・子どもたちの健康を祈願し設置した「お地蔵様」には、これからも地域の安全・健康を見守ってもらいたいと思います。

皆様の健康と安全が守られる「安心のある暮らし」をお地蔵様にも祈願し、当院もその一役になれるよう日々の診療にスタッフ一同、励んでいきます。

2020.8月号vol.40

口腔ケアで免疫力の維持・向上

先月号では、免疫力を向上させる為には、『運動・食事・睡眠』が大切とお伝えしましたが、お口の健康も免疫力に繋がります。

ウイルスなどは主にお口から侵入し、体内へと広がります。

しかし、お口の中はウイルスなどの入り口であると同時に、侵入を防ぐ役割も持っています。

お口の中は歯以外は歯肉や粘膜でできており、この歯肉や粘膜が免疫機能の場になります。

お口の中の健康が低下している状態では、免疫力も同時に低下してしまいます。

特に歯周病の場合、歯ぐきが炎症を起こしている状態になります。歯と歯ぐきの間に隙間(歯周ポケット)ができ、免疫力も大きく低下しているため、ウイルスや細菌の体内への侵入を防ぐことが難しくなります。

毎日の歯磨きやフロスを使った口腔ケアと、定期的な歯科メンテナンスが健康なお口を守り、免疫力の向上にも繋がります。

2020.8月号vol.40

治療後の痛みについて

皆さんが歯医者さんへ向かうときは、どのような気持ちでしょうか?「今日の治療は痛いかな?」「自分の歯がどのような状態か不安。」など、様々な疑問や不安を抱えて来院される方も多いと思います。

治療が終われば全て問題は解決され、健康を取り戻し、痛みからも解放されると思われる患者様もいらっしゃいます。

しかし、歯科治療は、ほかの怪我や病気と同じように治療や処置を受けたからといって、すぐに完治しないものも多くあります。

むし歯の治療では、治療中は麻酔をして痛みがなくても、歯を削るときの熱や振動などによって神経が刺激されることで、治療後も神経が過敏になり、炎症を起こしたり痛みが出る場合もあります。

治療後の痛みの多くは1週間ほどで消えますが、痛みを感じる期間は硬いものを噛んだり、冷たいものや熱いものが治療した歯に当たらないようにお気を付けください。

また、被せ物や詰め物の治療では噛み合わせも調整しますが、その後の食事などで痛みが1週間ほど続く場合は、噛み合わせの調整が再度必要になります。

むし歯の治療以外にも、歯の根の治療後に痛みを感じる場合もあります。

神経がない歯でも、根の治療後は薬の刺激によってその歯の根の周囲に痛みが出ることがあります。

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膿が原因の場合は、消毒処置を継続していくことで解消される場合が多いですが、炎症によって周辺組織や骨を破壊されていると、程度によっては元の状態までの回復は難しくなります。

通常は1週間ほどで痛みは消えますが、痛みを感じる場合には処方された痛み止めのお薬を服用ください。

歯の根の治療後もむし歯の治療と同様に、なるべく治療した歯では噛まないなど、治療によってダメージを受けている歯を守りながらの生活が大切です。

また、痛みが大きいときや痛みが長引く場合には、お気軽にご相談ください。

2020.7月号vol.39

認定歯科衛生士取得

当院の歯科衛生士「丸山」が、日本ヘルスケア歯科学会の認定歯科衛生士資格試験に合格することができました。

当院も所属する日本ヘルスケア歯科学会は、ムシ歯や歯周病など歯科疾患を未然に防ぐ『ヘルスケア型歯科診療』の発展と推進活動を目指した学会です。

認定歯科衛生士資格を取得するためには、レポートの提出、実技試験、症例プレゼンテーション試験に合格することが条件になり、合格率はわずか30%の狭き門と言われる認定資格です。

日々の診療に加え、診療後には合格に向けて実技練習に取り組むなど、日頃の努力が報われたことは大きな自信に繋がったと思います。

あきやま歯科クリニックは、「安心を伝え・安心を届け・安心を守る」というコンセプトを掲げています。一人ひとりの患者様の口腔内写真・レントゲン画像・歯周病検査表をデータとして管理し活用することで、過去・現在・将来と向き合う診療を行なっています。

丸山が取得した知識・技術をしっかりチームで継承していくことで、あきやま歯科クリニックの成長にも繋げていきます。

2020.7月号vol.39

ウイルスと戦う免疫力 ~食事と睡眠~

免疫力を向上させる「運動」のほかに、食事と睡眠も大切です。

ウイルスに対抗する免疫力には、乳酸菌やビタミンA・C・Eを摂取すると効果的ですが、骨や筋肉はもちろん、血液、皮膚、ホルモン、免疫細胞を構成する「たんぱく質」も欠かせません。

良質なたんぱく質は、鳥ささみ、マグロ、カツオに多く含まれており、1日体重1kgあたり約1gの摂取が理想的です。

睡眠については、書籍「スタンフォード式最高の睡眠」でも記されていますが、慢性の睡眠不足による影響が心身に蓄積されていくことを「睡眠負債」と呼ばれています。

日本人は、1日の睡眠時間が6時間未満の人が40%もいますが、1日7時間の睡眠時間が理想的で、最低でも6時間は必要になります。

免疫力は、睡眠中に維持・強化されることからも、質の高い睡眠をとることがとても大切になります。

2020.7月号vol.39

ウイルスと戦う免疫力 ~運動~

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るう中、その予防法や衛生管理などが注目されています。

現在、改めて考えさせられるのが「免疫力」ではないでしょうか?

免疫力とは、体の中の最大の防御システムで、ウイルスや細菌など体にとって悪さを働く外敵と対抗することで、健康状態を守ってくれる力のことです。

この免疫力は、生活習慣によって高めることができ、免疫力を高める為には『運動・食事・睡眠』の3つが重要になります。

運動によって筋肉を動かすと、血行やリンパの流れが良くなり、代謝が高まることで溜まった疲労物質が取り除かれやすくなります。

逆に運動不足によって筋肉量が減少すると、体温の低下が認められ免疫力の低下が起こります。

体温が1℃上昇することで、5倍~6倍の免疫力を発揮できるようになるという報告もありますが、激しい運動は一時的に免疫力の低下を引き起こすので、注意は必要です。

気持ちいいと思えるくらいの運動、ラジオ体操や軽度な筋トレなどがおススメです。

2020.6月号vol.38

新しい歯科衛生士のご紹介

4月より勤務しました歯科衛生士の石﨑です。

Keep smiling(笑顔を絶やさない)を忘れずに、患者様の健康をサポートしていきます。

1日でも早く新しい環境に慣れ、臨機応変に行動し、患者様の気持ちにしっかり寄り添うことができる歯科衛生士を目指します。これからどうぞ宜しくお願い致します。

 

歯科衛生士の堀川と申します。

4月より新たに勤務することとなりました。

「継続は力なり」をモットーに、たくさんの経験を積み、患者様や共に働くチームメートからも信頼される歯科衛生士を目指していきます。

一人ひとりの患者様に安心を伝えられるように、明るく元気に精一杯頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

2020.6月号vol.38

メンテナンス受診再開のご案内

当院では、左ページでお伝えしているように新型コロナウイルス感染対策を実施しておりますが、開院当初より高水準の院内感染防止対策に取り組んできました。

当然ではありますが、患者様ごとに使い捨てグローブの着用、治療後は診療チェアの清拭、歯を削る機械(タービン、コントラ)なども交換し、毎回高性能な専用滅菌器などで洗浄・滅菌を行うなど、使用した器材はそれぞれに適した消毒・滅菌処理を行なっています。

4月中旬より、診療予約の制限や、お口の健康を守るために大切なメンテナンスの受診も予約延期または中止という対策も取らせていただきました。メンテナンス予約を延ばされていた方は、これまで以上にご自宅でのお口のセルフケアに取り組まれていたことと思います。

お口の健康は全身の健康に大きく影響することから、糖尿病の予防や改善、食べ物やだ液が肺に入ることで起こる誤嚥性肺炎のリスク軽減にも繋がります。また、お口の健康は免疫力を高めることにも繋がります。

今の健康とこれからの健康を守るために、これからもご安心してメンテナンスを受診してください。

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