2019.5月号vol.25

歯を失ったときの治療法

皆さんは、人の歯は何本あるのかご存知でしょうか?

人の歯は、通常「親知らず」を入れると32本あり、親知らずを全て抜いている方は28本になります。

それだけたくさんの歯があるなら、一本くらいなくても問題ないだろうと考えてしまう方もいらっしゃいますが、それぞれの歯には役割があり、また一本の歯がないことでお口全体に影響を与えることもあります。

一本の歯を失った場合には、「ブリッジ」「部分入れ歯」「インプラント」の3つの治療法から選択することになります。

固定式の「ブリッジ」は、前後の歯を削りしっかり固定する治療のため、違和感も少なく、噛む力も維持しやすい治療です。

取り外し式の「部分入れ歯」は、歯をわずかに削るだけで出来ることや、取り外しが可能なので清掃がしやすいですが、固定するバネ(金具)が見えてしまったり、強く噛むことができない場合があります。

特殊な治療の「インプラント」は、本来の歯に近い感覚を得ることができ、審美性も優れた治療になりますが、治療期間が長期になります。

また、『何もしない』という選択も、もちろんあります。

しかし歯を失ったままにすると、噛み合わさるべき歯が伸びてきたり、失った部分の両隣の歯が傾いてくることがありますので、定期検診などで様子を見ていくことが大切になります。

歯を失い始めるのは、40代・50代からが最も多く、多くの場合は「奥歯」から歯を失っていきます。

歯を失わないためにも、出来るだけ早くから歯科医院で定期的にお口のメンテナンスを受けることが効果的ですが、歯を失ってしまった場合には、患者様のお口の状態や失った歯の部位、患者様の生活を含めて話し合い、治療法を選択していきます。

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2019.4月号vol.24

支えられて開院2周年

4月3日で「あきやま歯科クリニック」は、開院2周年を迎えました。

本当にあっという間の2年間で、振り返ることもなく進んできましたが開院の準備期間からこれまでを振り返ると、たくさんの出来事を思い出します。

開院の頃から掲げている当院のコンセプト「安心を伝え、安心を届け、安心を守る」に込めた想いを信じて来れたのも、地域の皆様や患者様、そして開業から想いに共感してくれて共に働いているスタッフ、途中から加わってくれたスタッフの支えのおかげと強く感じます。

また、開院当初から正社員として勤務してくれているスタッフが、一人も欠ける事なくここまで来れたことに心から感謝しています。

現在は、新戦力として新たにスタッフが加わったことで、これまで以上にクリニックが成長できると信じています。

これからも、安心できる生活を支えるクリニックを目指し、安心を届ける診療をスタッフと力を合わせたチーム医療で届けていきます。

2019.4月号vol.24

認定試験合格!

昨年の12月15日に、一般財団法人日本医療教育財団「メディカルクラーク(歯科)認定試験」が行われ、受付の小山が見事合格することが出来ました。

この試験は、受付の大切な業務の一つである「医療事務」に関わる知識や技能を審査し、受付業務や診療報酬請求事務業務の能力向上を目指したものになります。

「患者様がより安心して診療を受けられるように」と、認定資格を目指した小山は、診療後や休日、お昼休みや仕事の合間にも勉強を続けていました。

合格という結果以上に、その姿勢や努力がクリニックに大きな影響を与えてくれました。

間違いのない正しい保険算定のため、必要な保険の知識をこれからも学び続け、安心を届ける受付を目指し続けて欲しいと思います。

2019.4月号vol.24

高齢者歯科学教室同門会 新年会

2月23日(土)は、私が所属する「北海道大学歯学部高齢者歯科学教室同門会」へ出席するため札幌に行って来ました。

今回の同門会では、18年もの間「北大歯学部高齢者歯科学教室」を牽引し、支えていただいた小林國彦准教授の退任記念講演と、退任祝賀会が行われました。

退任祝賀会では、小林先生のこれまでの実績や、世代を超えて贈られる感謝の言葉を聞き、研修医時代の様々な思い出が蘇りました。

直接指導していただき、そして私が地元に帰り開業することを心から応援してくださった小林先生が退官されることはとても寂しく思います。

小林先生をはじめ、多くの先輩歯科医師から学んだ正確な歯科治療を目指す姿勢や仕事の大切さ、治療技術・知識をこれからも追求していきたいと思います。

2019.3月号vol.24

防災勉強会

今から24年前の1995年1月に「阪神・淡路大震災」が発生し、私たちの生活に大きな影響を与え、昨年も日本各地でたくさんの自然災害がありました。

歯科医院には、日々多くの患者様が来院されます。

ある日突然襲ってくる自然災害や火災から、どのように患者様やスタッフを守っていくかを考えていくために、先日の院内勉強会では防災について全員で学び話し合いました。

防災勉強会では、災害避難所の「錦が丘小学校」までの経路の確認から、院内で防災グッズや非常食を常備することを決めたほか、実際に地震が発生したときを想定したシュミレーションも行いました。

また、消防署の方の指導の元、火災発生時の対応について学びました。練習用の消火器を使った消火活動実習や、火災を発見してから避難までのシュミレーションも行いました。

日本では、自然災害が発生したときに携帯電話のアラームが鳴るシステムがありますが、地震と大雨洪水のときでは音に違いがあります。

災害時には、初期動作が大切になってくるため、日頃の取り組みが重要であることを認識するとともに、今後は災害マニュアルを作成し、患者様が安心して通院出来る環境づくりを継続していきます。

2019.3月号vol.24

見えない大きなムシ歯とムシ歯の再発

歯医者さんを受診し、その後の診断結果で「歯の神経を取る治療」になってしまったことや、「以前治療をした歯が再びムシ歯」になっていたという経験はありませんか?

当院にも、度々そのような患者様が受診されています。

特に、「歯の神経を取る治療」になる場合には、見た目には小さなムシ歯に見えることもあって、診断結果に驚かれる患者様がいらっしゃいます。

なぜ小さく見えるムシ歯が、神経を取るほどの重い症状まで進行してしまっているのか?疑問を持つ患者様も多いと思います。

見た目には小さなムシ歯に見えますが、歯の内部ではムシ歯菌が広がり「見えない大きなムシ歯」になっていることがあります。

このような症状の場合、ムシ歯菌の進行によっては、神経を取る治療や、実際には大きなムシ歯のため治療期間が長くなってしまうこともあります。

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また、「以前治療をした歯が再びムシ歯」になってしまうことも珍しくありません。

ムシ歯の治療は、ムシ歯菌に感染してしまった部分を削り取り、詰め物(つめもの)や、被せ物(かぶせもの)によって歯を修復します。皮膚や内臓などは、治療をすると「治癒」しますが、歯は治癒することはないので治療をしても正確には「修復」になります。

歯を一本でも治療したあとは、これまで以上にムシ歯にならないための取り組みが大切です。

毎日の歯磨きに加えて、定期的に歯医者さんでお口のメンテナンスを受け、お口の中を衛生的な環境にしていくことがムシ歯予防につながります。

ムシ歯は感染症のため、放置していても進行が止まることはありませんので、「ムシ歯かな?」と感じた時には、早めに受診されるか、定期的に歯科検診を受けてムシ歯を予防していくことが大切です。

2019.2月号vol.23

喫煙と歯周病の関係

歯周病は、歯ぐきなどの歯の周りの組織に炎症を引き起こす感染症で、歯を失う最大の原因です。

歯周病の予防や改善のためには、歯科医院で定期的にお口のメンテナンスを受けることや歯科衛生士による歯周病治療を行うことで歯周病菌の数と活動のコントロールをしていくことが重要になります。

しかし、喫煙をされている場合、しっかりお口のメンテナンスを受けていても歯周病の進行を防ぐことが難しくなります。

喫煙は、全身の健康と同じように、お口の健康にとても悪い影響を与えてしまいます。

人の体やお口の中には血管が通っています。炎症が起こっている部位の血管からは細菌と戦う成分(白血球など)が出てきますが、喫煙をするとお口の血管は収縮してしまい、その成分が出にくくなります。

喫煙は、体の防御力を弱めてしまうため、歯周病菌を攻撃する働きも弱くなり、その結果歯周病が進行してしまいます。

禁煙に取り組むことが、健康そして歯周病対策への大きな一歩になります。

2019.2月号vol.23

歯磨きが原因「くさび状欠損」

昨年の12月16日(日)は、歯科医師を対象にしたセミナーが大阪で開催され出席しました。

セミナーでは、「くさび状欠損」という症状について、最新の検証結果を学ぶことが出来ました。

「くさび状欠損」は、歯と歯ぐきの境目の歯の一部が欠けてしまう症状で、ムシ歯ではないのに、冷たいものを飲食するとしみる知覚過敏症を引き起こすほか、歯磨きなどで痛みを感じることがあります。

また、歯の一部が欠けることで汚れなどが溜まりやすく、ムシ歯の原因になることもあります。

これまで「くさび状欠損」は、主に咬み合わせの問題により、歯の一部に大きな負荷がかかることが原因と考えられていました。

しかし、最新の検証によって咬み合わせの問題よりも、不適切な歯磨きが「くさび状欠損」の原因となるケースが多いことがわかってきました。

「くさび状欠損」を予防するためには、歯ブラシを強く当て過ぎないことが大切です。

また、ホワイトニング効果を期待する歯磨き剤には、歯を削る成分(研磨剤)が含まれていることがあるので注意が必要です。

2019.2月号vol.23

ムシ歯予防に大切なフッ素

ムシ歯は、自然に進行が止まることはありませんが、初期の段階であれば治療の負担を最小限に抑えることが出来ます。

また、治療した歯は再びムシ歯になってしまうリスクが上がることから、特にムシ歯予防への取り組みが大切になります。

ムシ歯を予防するためには、毎日の正しい歯磨きと、歯と歯の間を衛生的に保つためのフロスや歯間ブラシを使ったセルフケアが大切です。ムシ歯予防に効果がある「フッ素」には、歯を再石灰化することで歯を正常な状態に戻す作用や、抗菌作用のほかに、歯の表面のエナメル質を強化する働きもあります。

毎日の歯磨きでは、フッ素が含まれている歯磨き剤の活用と合わせて、定期的に歯科医院で歯のクリーニングをすることで、お口の衛生環境を保つことがムシ歯予防に繋がります。

 

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