2021.4月号vol.48

口腔健康を守る細菌コントロール

2月号の梅の木通信では、むし歯や歯周病の原因となる「プラーク」について、3月号では、プラークの住処となる「歯石」についてお伝えしました。

プラークや歯石を減らすことが、お口の健康を守ることに繋がります。

そのためには、毎日の歯磨きなどのセルフケアと歯科医院での定期メンテナンスを欠かすことはできません。

プラークが、むし歯や歯周病の原因となるため口腔内にあるプラークの数を減らすことができれば、そのリスクは大きく軽減することが可能になります。

毎日の歯磨きでは、できるだけフロスや歯間ブラシを使用して歯と歯の間にあるプラークを取り除くことが大切です。

また、歯科医院での定期メンテナンスでは、歯磨きでは難しい歯と歯ぐきの隙間などにあるプラークや歯石を専用の機器で取り除くことができます。

口腔内からプラークを無くすことはできませんが、その数をコントロールし減少させていくことが、むし歯や歯周病リスク軽減に繋がります。

2021.4月号vol.48

健康寿命を守るために

皆さんは、『オーラルフレイル』という言葉を聞いたことはありますか?直訳すると『口腔機能の虚弱』となります。

日常生活を問題なく過ごせる「健康寿命」を延ばすためにも、口腔機能を維持することが重要であり、オーラルフレイルが生じたときは早期発見・早期治療が大切になります。

むし歯や歯周病などで歯を失ってしまうと、食べ物を噛む、飲み込むなどの基本的なお口の機能が低下することで、食事の偏りの原因にもなり食生活の変化に繋がります。

食生活の変化によって、栄養バランスが乱れ、身体機能の低下から行動範囲の制限によって日常生活に問題が生まれます。

また、いずれ寝たきりになってしまうなど、健康寿命に影響が出る場合があることからも、お口の健康を守ることが全身の健康を守ることにも繋がり、健康寿命を守ることになります。

2021.4月号vol.48

新型コロナウイルス感染予防につながる口腔衛生

お口の中には、どのくらいの細菌が生息しているかご存知でしょうか?一般的な成人のお口の中には、300~700種類の細菌が生息しており

歯磨きなどのケアをほとんどしていない人では1兆個もの細菌が生息していると言われています。

免疫力と口腔環境には深い関係があり、特に歯周病の方は、免疫力の低下だけでなく、心筋梗塞や糖尿病などの全身疾患リスクも大きくなります。

また、最近ではお口が衛生的な人ほど、新型コロナウイルスの感染リスクが低く、万が一感染しても重症化を抑えられる可能性が高いという報告もあります。

お口の衛生環境が悪いと歯周病になり、慢性的に歯ぐきが炎症している状態になるため、出血や腫れが起こります。

このような状態は、新型コロナウイルスなどが口腔粘膜の細胞に結合しやすくなるほか、口腔粘膜の細胞表面を破壊し細胞内にウイルスが侵入しやすくさせてしまいます。

ウイルスから身体を守るためにも、お口の衛生環境は大切になりますので、毎日のセルフケアと歯科メンテナンスで口腔衛生を維持することが大切です。

参考:神奈川県歯科医師会HP

2021.3月号vol.47

細菌の住処「歯石」

治療や定期検診で歯科医院に通院されている中で、「歯石(しせき)」という言葉を耳にすることがあると思います。

歯石と聞くと、お口の健康にとって悪いモノというイメージはあっても、実際にどのような問題があるのかご存知ない方もいらっしゃると思います。

歯石は、磨き残しなどが原因となって発生する「細菌の塊(プラーク)」が、そのまま放置されることで、だ液に含まれるリン酸カルシウムと反応し、硬い石のような状態(石灰化)になったものです。

歯石そのものが悪さをすることはありませんが、歯石の表面は軽石のようにザラザラでデコボコしており、口腔健康に悪影響を与える細菌にとっては絶好の環境となります。

細菌の住処となる歯石があると、細菌も増殖し、歯周病や口臭を引き起こす大きな要因になります。

歯石は、歯磨きで除去することは困難なため、定期的に歯科医院でお口のクリーニングを受診し、専用の器具などを使って取り除くことが、お口の健康を守ることにも繋がります。

また、歯石ができないためにも、毎日の歯磨きや歯科定期検診で、いつも衛生的な環境を維持していくことも大切です。

2021.3月号vol.47

この先の健康を守るための口腔トレーニング

歳を重ねると全身の病気や歯を失うなどの要因によって、感覚、咀嚼(そしゃく)、嚥下(えんげ)、だ液分泌などの口腔機能が低下してしまう方がいらっしゃいます。

10年前、20年前に比べて、下表の項目に心当たりはないでしょうか?このような状態のままでいると、食べ物を噛むことや飲み込むことが困難になる「咀嚼(そしゃく)機能不全」「摂食嚥下(せっしょくえんげ)障害」に進行してしまう場合もあり、その前の段階を「口腔機能低下症」といいます。

10年前に比べると体力が落ちていることに気づくのと同じように、口の周りの機能も少しずつ低下していくため、ある日突然「口腔機能低下症」になるということはありません。

口腔機能低下症の予防のためにも、お口の周りの表情筋などを含めた筋肉トレーニングや、摂食嚥下機能を維持改善する口腔機能トレーニングが大切になります。

口腔機能低下症については、当院スタッフまでお気軽にお尋ね下さい。

2021.3月号vol.47

大切なマスク習慣でも呼吸に気をつけて

皆さま、体調にお変わりないでしょうか?

昨年より、日本を含め世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスに罹患された方や感染拡大によって、生活に影響を受けられている皆様に心よりお見舞い申し上げます。

新型コロナウイルスによって、大きく変わった習慣の一つがマスクの着用ではないでしょうか。

感染予防対策として有効なマスクですが、息苦しさから口呼吸になってしまう方が増加傾向にあります。

口呼吸になると、お口の中が乾燥することで、殺菌効果の高いだ液が不足してしまい「むし歯」「歯周病」「口臭」の原因になる場合があります。

最近になって、歯ぐきが腫れてきたり、歯の着色が目立つようになったという方は注意が必要なため、鼻で呼吸することを意識することが大切になります。

2021.2月号vol.46

4月より診療時間変更のお知らせ

当院は、4月より診療時間を変更させて頂くことになりました。

4月からの新しい診療時間では、平日の診療終了時間を午後7時から午後6時に変更とさせて頂きます。

また、第1・第3火曜は午後4時まで、土曜はすべて午後6時までの診療となります。

来院されている皆様にはご不便をおかけしますが、これまで以上に質の高い歯科医療をお届けできるよう取り組んで参りますので、何卒ご理解ご了承のほど宜しくお願い致します。

2021.2月号vol.46

スポーツ歯科学会

昨年の12月5日(土)は、広島県で開催された「日本スポーツ歯科医学会」に参加しました。

学会では、スポーツをするうえでのマウスガードの必要性を学ぶほか、北海道出身の陸上「寺田明日香」選手の講演もありました。

スポーツマウスガードの使用率は広がりを見せており、近年では陸上競技のほか、サッカーやバスケットボール、スキーでの使用も多くなってきています。

スポーツマウスガードの役割は、プレー中の事故や衝撃から歯を守るだけでなく、強い衝撃から脳や顎(あご)を保護し、脳震とうや顎の骨折、顎関節の損傷のリスクを軽減することが出来ます。

スポーツマウスガードを使用することで、パフォーマンスが向上するという話もありますが、選手が持つ運動能力が上がるということはありません。

簡易的なスポーツマウスガードが販売されてることもありますが、自分自身の歯型に合ったものでなければ効果が出ないため、スポーツマウスガードの使用する場合は、歯科医院で製作されることをお勧めします。

2021.2月号vol.46

むし歯・歯周病の原因「プラーク」

プラークは、歯垢(しこう)とも呼ばれますが、お口の健康にどのような影響を与えるかご存知でしょうか?

プラークは、歯の表面に付着している細菌のかたまりで、強い粘着性があるため、うがいで取れることはなく、舌で触るとザラザラした感触があります。

このプラーク1mg当たりには、細菌が約1~2億個も存在していると言われています。

プラークには、酸が含まれているため、歯に付着したまま放置していると歯を溶かし、むし歯になってしまうほか、歯周病の原因にもなります。

プラークを取り除くためには、毎日しっかり歯を磨くことや、フロスや歯間ブラシで歯と歯の隙間の清掃などのセルフケアが大切です。歯と歯や歯と歯ぐきの隙間、奥歯などセルフケアでプラークを取り除くことが難しい部分もあるため、定期的に歯科医院でお口のクリーニングを受けることが、むし歯や歯周病予防に繋がります。

2021.1月号vol.45

新年のご挨拶

皆さま、新年明けましておめでとうございます。

今年は、これまでのお正月とは少し違った過ごし方をされた方も多かったと思いますが、皆様どのように過ごされましたでしょうか?

今年で当院は、開院して5年目を迎えます。

改めて気持ちを引き締め、患者様はじめ、地域の皆様や共に働くスタッフへの感謝の気持ちを忘れず、基本を大切にしっかり歩んでいきたいと思います。

様々な変化がある時代ではありますが、患者様の健康に向き合い、生活に寄り添うために、質の高い歯科治療を届けていくという気持ちは変えることなく成長していきたいと思います。

2021年も皆様に安心を届けることのできる歯科医院を目指し、当院も様々なことに挑戦していきたいと思います。

本年も「あきやま歯科クリニック」をどうぞ宜しくお願い致します。

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